プロジェクトの進行は、各作業タスクとその親タスクの「ステータス」で表していくことになります。
計画期間(開始日~終了日)にかかる作業タスクでは、登録時点の計画から予定を立てるまでが準備期間となり、実際その開始日から終了までの間にタスクの進行状況を表す「着手」から「完了」までのステータスの更新でタスクそのものの進行と前工程のタスクの完了から次タスクの着手が可能となるなどの全体の進行へ反映されていきます。
状況によって計画期間内に完了できないタスクは、後工程を含めた日程の見直しやタスクを分割し複数のユーザーで作業を分担するなど、計画期間から遅れる前に対応する必要があります。
そのためにも各タスクの進行を表すステータスはとても重要な項目です。
Taskboardでは、作業の進行状況を同時にタスクにも反映させることで管理者・作業者双方での連携がわかりやすく表現されています。
タスクの運用方法
担当者は担当タスクの計画期間に応じて予定を作成します。
作業進行を表す方法としてステータスを更新していきます。
ステータスは以下の8段階で構成されています。
初期設定のステータス名称
保留 | 担当者へリリースする前段階として管理者(プロジェクト担当者)が調整中の状態で、閲覧は可能なため予告を意味する状態 |
計画 | 担当者が予定未作成の状態で、予定作成が可能な状態 |
予定 | 担当者が予定を作成した状態 |
着手 | 開始日にかかり作業に取り掛かった状態で、更新は担当者が行う |
途中 | 以降担当者の進行報告で、作業が半分程度進行している状態 |
仕上 | 完了手前の状態(半分以上完了未満を意味する) |
完了 | 作業が完了した状態 |
中止 | 計画~完了までの間にその作業が停止したことを意味する状態 |
リファレンス
ステータスの「計画」から「仕上」は 事業所の設定 から任意の名称にカスタマイズすることができます。
ステータスの進行状態で、タスクリスト・予定リストのガントチャートの色が変わり仕事の進行状態もわかりやすく表示されます。
中間タスクのステータス
中間タスクを完了する場合、そのタスクの手配タスクが全て完了してなければなりません。
ステータスの更新は以降のタスクへも影響を及ぼすため、全ユーザーが確実に行う必要があります。
関連タスクの更新漏れなどを見つけたら
タスクの日程変更・仕様変更した場合やステータスの更新漏れを発見した場合は、担当者へ連絡して知らせます。
Taskboardには、HOME画面にある 連絡機能 と予定リスト画面にある タスク連絡機能 があります。
タスク連絡機能は記載者から担当者へ連絡する機能で、担当者が確認すると「確認済」の更新をします。
連絡内容は タスク詳細情報画面 から全てのユーザーが閲覧できるため、他のユーザーに見られたくない内容はHOME画面の連絡機能を利用してください。
ステータス更新が順調に進んだ終了プロジェクト
プロジェクトが終了すると事業所OPTIONの 自動バックアップ移動日数の設定 で指定した日数が経過するか、プロジェクト依頼者が任意で 過去のタスクリスト へ移動します。
プロジェクトタスクは進行中のタスクが基本で、過去のタスクリストはバックアップとして更新不可の保管領域へ移動させる仕様です。
過去のタスクリストは随時閲覧ができ、終了したプロジェクトと同じタスク構成の仕事などが発生した場合、過去のタスクリストから新たな日程でプロジェクトを複製登録することができます。
プロジェクトは、同様の仕事に備えて手元で保管
プロジェクト依頼者は日程変更なども行われた実績としてのプロジェクト(終了プロジェクト)は、以降同じ仕事が入る場合などはエクスポートして手元で保管するなども有効な方法です。そのほか、よく仕事はエクスポートし保管すれば、実際に足しごとのプロジェクト登録の際、インポートで対応すれば同じタスク構成のプロジェクトを比較的容易に登録することでき、過去の実績としての日数をもととすればスムーズなプロジェクト登録につながります。